「子育て相談の窓口」から、多世代の心理支援へ
2013年の開設当初、ほほえみ相談室の入口は学習支援と子育て相談だった。それが今、人間関係・発達・家族・カップルと、対象もテーマも広がり続けている。年齢層も子どもから大人まで多様で、12年という時間がそのまま相談室の幅になった。山口県周南市原宿町、メゾンデュラパレット内に拠点を置く。
「まずは1回試してみてから継続を検討される方が多い」という状況はそのまま、初回のハードルが低い証左だ。単発利用が可能で、支払いは現金・クレジットカード・銀行振込から選べる。
遊びの場面に子どもの本音がある。プレイセラピーの視点
ほほえみ相談室が子どもの支援に導入しているプレイセラピーは、おもちゃや遊びを通じて気持ちや体験を表現し、心の整理や回復を促す方法だ。言葉では伝えにくい感情を、安心できる環境の中でゆっくりと外に出していく。プレイセラピストとしての専門資格を持つスタッフが担当し、発達の個人差を尊重した関わり方を積み上げてきた。
「子どもが自分から話すようになった」という声が、利用した保護者から届いている。保護者の悩みにも並行して寄り添うため、親子でそれぞれが整理できる場が同時に機能する。月額6,600円(税込)+1コマ50分1,100円(税込)という体系で、継続的な通いを支える。
人間関係の悩みに、専門的な視点を持ち込む
職場や家庭でのすれ違い、対人関係の摩擦——こうした悩みに、ほほえみ相談室は対人傾向の分析とコミュニケーション改善という具体的なアプローチで向き合う。「客観的な視点を取り入れることで、周囲との調和を保ちながら自信が戻ってきた」という感想を持つ利用者も多いという。対話の中から、本人でも気づいていなかったパターンが見えてくることがある。
家族療法では、近しい間柄だからこそ言いにくくなってしまった感情を、第三者の場で丁寧にほどいていく。感情のすれ違いを解消し、信頼に基づいた関係性を再構築するプロセスを、相談室が一緒に担う。
9:00〜21:00。夜の時間にも開いている相談の場
平日の仕事終わりや、子どもを寝かしつけた後——夜9時まで対応しているのは、生活リズムに合わせて通える配慮の表れだ。水曜は13:00までの短縮営業、日曜・祝日が定休。対面でのアクセスが難しい場合は、オンライン相談に切り替えることもできる。外出が困難な時期でも、相談の継続が途切れない仕組みだ。
継続コースを選ぶと10%の割引が適用され、前払い制で利用できる。進学・就職などライフステージが変わっても支援が途切れないよう「縦長の体制」を意識してきた代表の考えが、このコース設計にも反映されている。


