水道工事5,000件超の現場から生まれた住まいの相談窓口
代表が大手水道会社の緊急対応スタッフとして働いていた時期、水まわり以外の相談を受ける場面が非常に多かったという。「蛇口の修理に来てもらったついでに、ここも見てもらえませんか」——そんな声が独立の原点になった。おうちの御用聞き家工房 総社店は総社市富原を拠点に、水まわり修繕からリフォーム、庭作業、外装メンテナンスまで住宅全般の困りごとを引き受けている。建築関連分野で10年を超えるキャリアが、分野横断的な対応力を支えている。
便器交換は300台以上、給湯器・ボイラー交換も100台を超え、洗面台交換だけで50台以上を手がけてきた。これだけの施工数がありながら、全作業でクレームがゼロという記録が続いている。個人的には、数字そのものよりも「ゼロ」のほうがずっと重い事実だと感じた。現場ごとの丁寧な説明や完了後の清掃まで含めた仕事の積み重ねが、この数字に凝縮されている。
電球交換100円から始まる料金設計
大手での勤務経験を経て代表が痛感したのは、緊急対応の現場で発生する料金への不満だった。もっと手頃な価格で住宅メンテナンスを届けたい——その思いが開業動機に直結している。おうちの御用聞き家工房 総社店では電球交換100円という入口を設け、ちょっとした作業でも気兼ねなく頼める料金体系を組んでいる。大規模工事まで予算やニーズに応じた幅広い価格帯で対応し、見積もり段階での透明性を重視している。
支払い方法は現金・銀行振込・各種クレジットカード決済に対応。営業時間は8:00〜18:00で不定休を採用しており、平日に時間が取りにくい家庭でも予定を合わせやすい。「ちょっとしたことなのに頼んでいいのかな」とためらう人が多い印象だが、100円メニューの存在がそのハードルを下げているという声が目立つ。
高齢化が進む地域で「まず電話する先」になる
総社市周辺でも高齢化や核家族化の影響で、かつては家族内で済んでいた住まいの小さな困りごとが宙に浮くケースが増えている。おうちの御用聞き家工房 総社店が目指しているのは、そうした場面で真っ先に思い出してもらえる存在だ。一度の作業で終わりにせず、継続的にメンテナンスのタイミングを提案しながら住環境を見守る姿勢を取っている。長く住み続ける家の状態を定期的に把握してくれる相手がいる安心感は大きい。
「何かあったら家工房さんに電話すればいい」と話すリピーターの存在が、地域での浸透度を物語っている。単発の修理依頼からスタートし、庭の手入れやハウスクリーニングまで任せるようになった利用者も少なくないようだ。住所が近いからこそ駆けつけが早く、顔が見える関係が続くことで相談しやすさが生まれる。距離の近さは、サービス業において想像以上に効いてくる要素だ。
職人ネットワークで「ついで対応」を一度の訪問に収める
おうちの御用聞き家工房 総社店は独自に構築した職人ネットワークを持ち、案件の規模や専門性に応じて適切な技術者を手配する体制を整えている。急を要する水漏れ対応と、じっくり進めるリフォーム工事では求められるスキルが異なるが、窓口は一本化されているため利用者側の手間が少ない。複数業者に個別連絡する煩わしさがなく、見積もりの比較に追われることもない。コーディネーター的な役割を代表自身が担っている点が、判断のスピードに直結している。
訪問先で「ついでにここも見てほしい」と言われた際、その場で判断して対応範囲を広げるケースが日常的に発生しているという。たとえば蛇口の修理で訪れた家で、網戸の張り替えや棚の取り付けまで一度の訪問で片づけることがある。こうした柔軟さに助けられたという利用者の声は多く、再依頼につながる大きな要因になっている。


