解体由来の再生資材を軸にした自社製造体制
コンクリート廃材から生まれる再生砕石「RC-40-0」が、株式会社THRIVEの事業の中核を担っている。解体現場で回収したコンクリートを自社プラントで破砕・選別し、駐車場造成や建築基礎に使える資材へと再生する流れを一手に管理している。6号砕石(ビリ)、再生砂(10-0)、山砂、切材40-0(緑系)、粒調砕石(M-30)といった製品群も揃えており、用途ごとに粒度や透水性の異なる資材を選べる体制が整っている。製造・販売・配送・施工を同一の組織内で完結させることで、工程間の伝達ミスや手戻りを最小限に抑えている。
群馬県内の建設会社や工務店との取引が長期にわたって続いているという声は複数聞かれた。廃材を再利用する分だけ新規採掘の天然砕石より価格を抑えやすく、まとまった量を発注する現場ほどコストメリットが出やすい構造になっている。環境負荷の低減と経済合理性を同時に満たせる点が、リピート発注につながっている背景のひとつだろう。再生資材の品質についても、出荷前の粒度検査を経て一定の基準を維持している。
前橋・渋川エリアでの造成施工と現場対応
造成工事の依頼が入ると、まず専門スタッフが現地へ足を運び、土質・勾配・排水条件を確認するところから始まる。その調査結果をもとに、重機による整地、適切な勾配設計、砕石の敷設・転圧という一連の工程を組み立てていく。前橋市を含む群馬県内各地で施工を重ねてきた経験から、地域ごとの地質傾向や気候による影響を踏まえた資材の選定ができる。排水性と耐久性の両面を考慮した施工計画は、長期的に地盤の安定を保つうえで欠かせない工程になっている。
個人的に印象的だったのは、施工後のアフターフォローにも力を入れている点だ。工事完了後に地盤の沈下や排水不良がないか確認し、追加の相談にも応じる姿勢を崩さない。住宅地の小規模な土地整備から商業施設の大型造成まで案件の幅は広く、予算や工期の制約が異なる現場ごとに施工方法を調整している。こうした柔軟な現場対応が、地元の元請業者から継続的に声がかかる理由のひとつになっている。
車両の使い分けと少量販売で広がる納品の間口
渋川市周辺を拠点としながら、小型車両から大型ダンプまで現場条件に合わせた配送手段を確保している。狭い住宅街への搬入が必要な場合は小回りの利く車両で対応し、大規模現場には一度に大量輸送できるダンプを手配する。少量での販売にも応じているため、DIYで自宅の庭を整備したい個人や、ちょっとした補修工事を抱える小規模事業者にも利用しやすい。事前連絡をすれば引き取り日時に合わせて資材を準備してもらえる仕組みも用意されている。
配送エリアや料金は注文時に確認でき、見積もりは無料で対応している。電話(0279-26-2527)もしくは問い合わせフォームから依頼が可能で、「必要な量だけ無駄なく届けてもらえるので助かる」という利用者の声が目立つ。大量発注では配送スケジュールの調整が必要になるケースもあるが、現場の工程に合わせた納品計画を組んでくれるため、待機時間のロスが減ると評判だ。
群馬の建設現場を支える資材供給の役割
株式会社THRIVEが扱う再生砕石は、県内の道路工事や建築物の基礎工事など多様な場面で使われている。粒調砕石(M-30)は締固め性能に優れ、大型構造物の基盤づくりに向いている。一方、山砂は粒子が細かいため、表面の仕上げを滑らかにしたい現場で重宝される。こうした製品ごとの物性の違いを把握したスタッフが、現場条件に応じた組み合わせを提示してくれる。
初めて砕石を発注する事業者に対しても、各製品の粒度や強度、適した用途について具体的な説明がある。「どの砕石を選べばいいか分からなかったが、現場写真を見せたらすぐに適切な資材を教えてもらえた」という声も聞かれた。混合使用による効果——たとえば透水性を確保しつつ表面強度を上げるといった複合的な活用法——についても相談に乗ってくれるため、資材選定の段階で迷う時間が減ると感じる利用者は少なくない。


